妻がパニック障害になりました

最近、妻が「寂しくて仕方がない」「不安でしょうがない」「なにもしていないのに泣きたくなる」
ということを言い出しました。
元々、妻は寂しがり屋なので、息子が幼稚園に入園したことで、家に一人でいることが寂しくなったのだろう、慣れれば収まるだろう。
・・・そう考えていました。

しかし、ある時「胸がドキドキして苦しい」と、
妻がうずくまって動けなくなってしまいました。

・・・情けない話ですが、私にはどうすればよいのか
わかりませんでした。
その直前に妻に冷たくあしらわれて泣いている息子の
頭をなでながら、恐怖に怯え、混乱して泣いている妻をしばらく
呆然と眺めていました。

結局、「疲れがたまりすぎているんだろう」と考え、
以前にも何度かそうしたようにお義母さんに迎えに来てもらい、
それでもダメなら帰省してもらおう。
少なくとも義実家にはお義母さんだけでなく、
お義父さんと、義弟くんがいる。
話し相手が増えれば気が紛れるだろう。
暴れん坊の息子の相手を平日の日中、たった一人で
しなくても済む。
今まで、帰省したら元気な顔をして家に戻ってきた。
今回もそれで大丈夫だろうと思っていた。

幸いにも、お義母さんは翌日迎えに来てくれるとのことだったので
私は仕事に行き、ほどなくしてお義母さんが家についたとの妻から連絡があった。

妻は、ふいにドキドキして苦しくなってしまう症状に対し、
心療内科などの受診を考えていたようで、お義母さんにも勧められ、
口コミで評価の高かった精神科医に電話し、症状を話したところ
「すぐに来なさい!」と言われたとのことで、その日のうちに受診した。

そこで妻は「パニック障害」の診断を受けたのである。


このblogはパニック障害の人を励ましたり、治療の手助けを
しようとするものではありません。
そういうことはお医者さんにお任せしましょう。
心の病を民間療法に頼ってはいけません。

パニック障害は辛い病気だと思います。
しかしながら、支える人間も楽なものではありません。
「今のところ」私は支える方の立場です。
このblogは私の気持ちを吐き出し、
少しでも支えることに対してのストレスに立ち向かうための
手段でしかないことを最初に書いておきます。